１８ 代表者変更と印鑑廃止・印鑑登録
司法書士試験に合格当初は、法律や登記先例の知識は豊富です。
反面、法律の条文や先例・試験に出てこない実務知識は全く無かったりというのは良くある話。
今回は、非常にありがちな登記、代表者を変更する際の印鑑届出について扱ってみます。
結論だけ理解していればよいので、
Ｑ 代表取締役が辞任などで退任したら、印鑑廃止届出は必要か？
Ａ 不要。自動的に廃止になる。
Ｑ それでは、退任した代表取締役が印鑑届出をしていた印鑑と全く同じ印鑑で、新代表が印鑑届出をできるか？
Ａ できる。
っということになります。
意外と、登記関連の書籍には、このあたりの実務運用が抜け落ちていたりしますので、条文・書籍・実務運用について日々の勉強が必要ですね。
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