２ 電子定款の認証における定款作成代理・認証代理の委任状に、別紙として定款をガッテツしたモノの、別紙定款部分の誤字脱字・修正加筆方法
電子定款の認証をする際に、定款作成代理方式で司法書士が定款の作成と認証を代理する場合は、定款作成代理・認証代理の委任状と、認証すべき定款を別紙としてガッテツし、委任者欄に発起人に押印してもらい、各ページの綴じ目に契印ももらうことになります。
このさい、委任状の上部に捨て印をもらっておく方が安全なのですが、捨て印は、委任状の上部には押してあるけど、委任状の別紙に当たる定款の各ページには押していないので、別紙定款部分に後日訂正があった時に、委任状の上部にのみ押印してある訂正印で訂正できるかどうかという、ちょっとした疑問を持つ人もいるかもしれません。
なかなか、このような細かい点について説明してある書籍はないので、調べようもないと思います。
しかし、このような場合は、委任状の訂正印を利用して、通常の訂正と同じく「何字削除」「何字加入」で訂正して問題ありません。
「何ページ目、何字削除」とまでは書かなくても問題ありません。
今回は比較的初心者？向けのメモでしたが、若くして開業する方の参考にはなるかと思います。
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