弁護士や司法書士ではない者に借金一本化を頼むのはやめましょう。一本化をしても、それほど返済の負担が軽くならないからです。むしろ、借金が増えることすらあるので、返済を一本化したいのであれば、弁護士か司法書士以外には相談しないようにしましょう(銀行のおまとめロ−ンも逆に借金が増えることがあります)相談無料 債務整理・借金返済一本化なら司法書士事務所アットホーム 神田駅より徒歩5分

法律専門家が扱う借金一本化


借金一本化」…

この言葉自体に、なんともいえないうさん臭さがあるのは、「借金一本化をして、総返済額を減らすことができます。そのための事務手数料として、まず私どもに5万円をお支払いください」などといい、実際にはそのお金を渡した瞬間から2度と連絡が取れなくなるという詐欺的な一本化業者の勧誘が頭によぎるからだと思います。

しかし、この借金一本化は、怪しげな一本化業者や、「おまとめローン借り換えによる借金一本化業者」以外にも扱っている者がいるのです。

それは誰でしょうか?

答えは、弁護士・司法書士といった法律専門家です。

「弁護士や、司法書士が借金返済の一本化を扱っているなんて、はじめて聞いた。インチキなのではないの?法外な着手金を取って、その後はほったらかしにされてしまうんじゃないの?」っと不安になる方も多いかと思います。

しかし、債務整理・借金返済問題に取り組む弁護士や司法書士は、かなりの割合で、借金返済の一本化を扱っているのです。

それって、どういうことなのでしょうか?


借金一本化任意整理による返済代行

弁護士・司法書士が行う借金一本化は、貸金業法、出資法、利息制限法、最高裁判例、その他無数の法律(民法、会社法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、供託法、民事保全法等)を駆使して行われます。
したがって、貸金業者が減額に難色を示しても、法律上当然に借金が減額できる場合には、交渉術の上手い・下手にかかわらず、必ず減額できることが特徴であり、「おまとめローン業者」や、その他一本化業者には無い特徴となっています。

また、払い過ぎていた借金を取戻すことができるのは、弁護士・司法書士のみで、銀行、市役所の借金相談員、ボランティア団体など、いずれも払い過ぎ分の取り戻しはできません。

ポイント1 おまとめローン業者は、既に払い過ぎていた借金額を差し引くことなく、まとめて借り換えをさせている。特に、払い過ぎた借金があっても、それを回収することなく一本化してしまうので、借りる必要のなかった分まで金利を支払わされることになる。


それでは、弁護士や司法書士が行う借金一本化とはどのような手続きで、どのようなメリットがあるのでしょうか?



弁護士や司法書士が行う借金一本化は、どこかの銀行や、おまとめローン業者から大金を借りてきて、そのお金ですべての業者の借金を完済するというものではありません。

弁護士や司法書士が行う借金一本化は、次のような仕組みとなっています。

@払い過ぎていた分があれば、その金額を借金残高から差し引く。


A将来発生する金利をゼロ%にしてもらえるよう交渉する。

B支払の遅延などがあった場合でも、無かったことにしてもらい、分割払いにて支払いを続けていく。


Cその際、今後返済をしなければならない業者が複数ある場合、支払いの窓口を、弁護士や司法書士が代行する。


このCの部分によって、支払いが一本化されるのです。

債務整理・返済代行の依頼を受けた弁護士・司法書士がすべての業者に支払いをするため、依頼者の方は、弁護士・司法書士に毎月の業者への返済金を渡しておけば、複数ある貸金業者のそれぞれについて個別に支払いをしなくてよくなるのです。

ポイント2 弁護士・司法書士が行う借金の一本化の場合、多くの場合、金利は0%になる。



以上が、弁護士・司法書士が行う借金一本化の仕組みです。

正確には、「借金返済窓口の一本化」ともいえます。

通常、弁護士・司法書士が行う借金一本化は、払い過ぎ分を差し引いた上で、さらに金利を0%にしたうえで分割払いをしていくので、テレビCMをうっている「おまとめローン業者」や、怪しげな(弁護士・司法書士でない)一本化業者に頼むより、はるかに経済的メリットが大きいのが特徴です。

借金返済一本化をしたいのであれば、ぜひ、弁護士・司法書士にご相談願います。

弁護士・司法書士は、借金一本化も通常は扱っております。

借金一本化相談の流れ


法律専門家の行う借金一本化と、その他一本化業者の行う借金一本化の具体的返済総額の違い

弁護士・司法書士が行う借金一本化と、「大手おまとめローン業者」が行う借金一本化を比べて、返済総額がどれだけ違うか、費用がどの程度かかるかを、「一本松(いっぽんまつ)」さんの事例で検討してみます。


借入先

取引期間

現在の借入残高

弁護士・司法書士に依頼した場合
※金利18%を超えている業者については、違法金利を無効にし、借金の減額ができます。

合計

残高243万円
67500円/月

106万円
29500円/月

タケミス(金利29%)

8年

120万円

2万円

アイコム(金利29%)

2年1ヶ月

48万円

36万円

ニコッス金融(25%)

1年9ヶ月

41万円

35万円

ポケットファイナンス(29%)

8ヶ月

19万円

18万円

TK銀行フィナンシャル(15%)

1ヶ月

15万円

15万円


しかも、この106万円については、利息がゼロ%!!


他方で、おまとめローン業者「東京スタオリック」の場合、手数料は不要でおまとめローンをしてくれます。
金利は、10%で、全業者に対する借金総額と同額の貸し付けをしてくれます。

つまり、243万円:金利10%に一本化できるにとどまります。


まとめ

借金一本化業者を全く入れない場合の年間利息支払額は、66万7300円(元金は243万円

おまとめローン業者「東京スタオリック」を入れた場合の年間利息支払額は、24万3000円(元金は243万円)

弁護士・司法書士が借金一本化をした場合の年間利息支払額は、ゼロ円(元金も106万円まで圧縮されています)
弁護士・司法書士に支払う報酬は、33万1000円(弁護士会法律相談センター価格にて算定)

以上のとおり、弁護士・司法書士が介入して借金一本化を行うと、報酬を支払ったとしても、借金の元金、金利面のいずれも他の一本化業者より優位であるといえます。

借金一本化の相談をするなら、弁護士・司法書士が断然お得です。

他方で、おまとめローン業者に借金一本化を頼むと、過払いになっている場合(つまり、返済する必要がなかった場合)、返済義務のない消費者金融に対する返済資金までおまとめローン業者から借りるはめになり、借金一本化によってかえって支払金利が激増してしまうデメリットがあります。

借金一本化を検討する場合には、まず、借金相談・借金一本化の専門家である弁護士・司法書士に相談に行った方が安全です。

コラム「甘い審査のおまとめローン」について






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